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没個性テーマパーク:EXTRA

Wait a minute, wait a minute. You ain't heard nothin' yet!

ご年配でも使えるパソコンについて考えてみたけど、大した内容にならなかった

インターネット

老人とパソコン

 まず最初に、本稿はお年寄りを馬鹿にするものではないということをご理解頂きたい。前々から疑問に感じていることで、改めてどうしたら良いのかを検討し、自分なりにまとめてみようと何となく思い立っただけである。老人とパソコン問題について、一体、我々は何が出来るのだろうか……大袈裟ないい方な気がしてきた。ぶっちゃけ大した内容じゃないです。

 サービス業や小売業、その他諸々の業種何でも良いのですが、直接的にお客様と接する仕事をしている際にこんな場面がよくあります。

 

 割引を求められているお客様に対してのご説明。

「当社のホームページにアクセスして頂くと、そちらに各種クーポンへのURLリンクがございますので……」

「ホームページとかインターネットとか分からないから! もういい!」プンプン! で、いなくなる。

 

 まあ、そもそも<クーポン>とか<URLリンク>とかいう言い方も既に不親切なので、これは極端な例なのだけど、こういったパソコンを使用する類のサービスについてご説明をしている際、何故にああもご年配の方々は頑ななのか。未知なるものへの違和感と億劫な印象(端的に面倒くさい)というのもあるかも知れないけれど、それにしても拒絶反応が凄い。

 確かに我々のように、日常的にインターネットをしていたり、パソコンを操作して仕事をしていたり、ExcelだとかWordだとかを編集したり、自宅ではプライベートでiTunes使ったり、こうやってブログを書いたりしている世代と違って、お年寄りにとってのインターネット・パソコンってあまりに敷居が高いのでしょうね。

 ただ、何が敷居を高くしている原因なのか、どうして拒絶反応が出てしまうのか、どうすればこの便利な機械に慣れ親しんでくれるのかというのを考えてみたい。

パソコンで何が出来るのかを知らない

 まず、これがあるんじゃないでしょうか? ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズが色々と整備してくれたのに勿体ないですよね。具体的にパソコンで何が出来るかというと──ご年配の方々には何ていえばいいんでしょう? ①調べ物が出来る。 ②文章が書ける。 ③絵が描ける。 ④ゲームが出来る。 ⑤知っている人とテレビ電話が出来る。 ⑥知らない人ともやり取りが出来る(SNS)。 ⑦ショッピングが出来る。オークションにも参加出来るし、出品者にもなれる。 ⑧FXが出来る。博打して大損も出来る。 大体、こんなところでしょうか? こうやって羅列すると、結構色々なことが出来ると理解してもらえるかも知れませんが、私の想像力もないので偏った内容となってしまいました。ただ、パソコンってものは自由度が高くて、結構色々なことが出来るんだよ! ってことを知って貰うと良いのかも知れない。その利便性と、様々な分野で活用が出来るということを知って貰えれば<興味>が生まれるんじゃないか。逆に未知な印象も強くなってしまうだろうか。

パソコンって何となく小難しい印象があって取っ付き辛い

 次に、これがあるんじゃないでしょうか。パソコンは難しそうです。実際、私も子どもの頃はそう思ってましたし。ご年配の方は尚更でしょうね。難しくないって知って貰うためにはどうしたら良いか、まずは触って貰う必要があるのですけど、正直キーボードが難しそうに思わせている大きな要因であることは間違いなさそうです。キーボードによる文字入力って、テレビのリモコン操作のように簡単にはいかないじゃないですか? 「こんにちは」と打つのに「KONNNITIHA」って私は打ちましたけど、こんなのすぐには覚えられませんよね。ローマ字の理解は出来ていても、キーボードの配置を覚えてローマ字の順番と結び付けて指先に伝えるのが非常に困難です。そこにプラスして、マウスの操作が入ってきて特定のアプリケーションをダブルクリックして起動させるとか、インターネットするにはInternet Explorer(死語)を立ち上げるとか、いらなくなった書類はゴミ箱にドラッグ&ドロップですよ〜何ていったって、もう全部を全部把握するのは無理です。そして、それぞれのアプリケーションごとにソフトウェアとしての操作方法も異なるってんで、これはもう地獄ですよ。

 じゃあどうしたら良いかってことになりますけど、キーボードやめたら良いんじゃないかと思うわけですよね。マウスもやめて、タッチパネルと音声入力だけに絞ったら良いんじゃないかと。

「メール!」っていったらメールソフトが立ち上がって「佐藤さん!」っていったら相手のアドレスが確定して、そこからは口頭で文章を綴っていく。既に今の技術で出来ることだと思いますし、現実的にいけそうじゃないですか? タブレットはタッチパネルだし、音声認識のシステム(Siriとか?)をもう少し整えて入れてしまえば、簡単・簡略化が可能となるでしょう。しかし、こうなるとスターバックスでオシャレな使い方は出来なくなりますね……その点は再考の余地がありそうです。

もしも魔女が現代に存在したら? 魔女と世界の関わりを丁寧に描く『現代魔女図鑑 1巻』を読んだ《評価・感想・レビュー》

漫画

魔女はロマン

 そうです。魔女はロマンです。マロンじゃなくて、ロマンです。女の子が魔術で何かをどうにかするってのは、不思議とスペクタクルさを感じさせて良いですね。ジブリ映画『魔女の宅急便』を思い出してしまいますが、やはり、箒にまたがって空を飛べるようになったら、運送業が出てきて然るべきなのでしょうか。いや、この『現代魔女図鑑 1巻』には運送業の話は出てきませんけど、第一話の1コマ目で魔女のバイク便(箒にまたがってバイク便)が描写されているので、きっと今後そういった話も出てくることでしょう。

 詳しい前知識なしで読んだのですが、オムニバス形式のコミックで非常に読みやすく、純粋に楽しむことが出来ました。また、それぞれの話が簡潔なストーリーで短くまとめられておりましたが、ぶっちゃけ先を読みたいな、と感じるお話も多く、作者の伊咲ウタはキャラクターの魅力を描くのが上手いと感じましたね。というわけで感想を書いていきたいと思います。以下、ネタバレが含まれる可能性がありますので未読の方はご注意ください。

或る魔女の願い事(第1話)

 現代社会に魔女が当たり前に溶け込んでいる。そんな世界だったら、魔女は世界からどのように取り扱われるのだろうか?

 実際の世界の歴史であれば、魔女は人とは異なる者として迫害され<魔女狩り>というものもありましたが、この漫画の世界では<ちょっと人と違う><むしろ重宝されたりする>なんて感じの存在です。野球が上手いとか文才があるとか、それくらいの特殊能力として描かれています。ただ、この能力ってのは後天的なものではなく先天的(血筋)なもので、誰しもが望んだり努力したからといって魔女になれるわけではない、というのがポイントとなっています。

 この第1話では、魔女と世界の関わりがサクッと描かれており、導入部として分かりやすく設定されています。本話の主人公の女の子は魔女の妹であるが、姉貴の魔女が超強くてサバサバ。というか、魔女って結構万能なのか? 何でも出来ちゃうのか? 限界がないのか? と、様々なことが思い浮かんでしまう話だった。オチも素直に考えるとかなりとんでも無い。単純に姉貴の魔女が超優秀ってだけかも知れないが、この妹さんも色々と悩んでるみたいだし、この姉妹には今後も頑張って欲しいなという感じ。

或る魔女の人助け(第2話&第3話)

 主人公の男の子が<魔女>という設定。うん、「魔女」なんだ。済まない。第2話にして面白い設定だなぁと感心。しかし、どうして魔女なのだろう。「魔男」じゃダメなのか? マジョに対してマダン、もしくはマオトコになってしまって浮気相手のように扱われてしまうためNGなのか。何はともあれ、この主人公の男の子が魔女の素質を持っている自分にコンプレックスを抱いており、なるべく周囲にそのことがバレないように人生を過ごして来ている様子。そんな折に、学校で魔女(こちらは女性)に出会って自分の殻を破るという話。この話は学校が舞台で、<魔女部>という部活が出て来て便利屋みたいなことをしている。

 これ、この設定だけでシリーズ化出来るくらいによく出来た設定だなぁと思った。ありきたり過ぎて新人賞に送っても落ちそうだけど、私は好き。色々な事件を解決していく魔女二人の活躍を今後も見たいなと感じさせるような印象を受けた。

 本作、まだ2巻以降は読んでないんだけど、もしかしたら一度登場したキャラクターたちの再登場もあるかも知れん。魔女部が再び出て来るのを楽しみにして読んでいきたい。この話は話の筋よりも設定の方が気に入ってしまいました。すみません。

或る魔女のお守り(第4話)

 こちらは短編小説っぽい印象のお話。美容師である主人公(男性)と、小さな女の子(魔女)の話。短いながらも「うむうむ」と読み進めることが出来ました。

 んー、やはり先の1〜3話までにも通じますが、この『現代魔女図鑑』という漫画のテーマに<コンプレックス>はありそうですね。魔女は全人口の数%しかいないそうですが、やはり周囲と異なる自分、という点にコンプレックスが生まれやすくなる土台がありそうな気がします。しかし、コンプレックスってやつはあくまでも内的な問題なので、描くのは気を遣わなければならないでしょうね。このお話は途中でオチが読めたのですが、単純に良い話です。主人公の男性がめっちゃ素敵な奴ですね。

 それにしても、黒猫のジジが出てくるのが個人的にかなりポイントが高い。しかも、本編ではカットされたらしいけど実は喋れるとか(笑)。

 良いですね。

或る魔女と花火(第5話)

 これは短編アニメ映画になりそうな印象の物語。アニメミライとかでやってくれないかなー、なんて。今回は恋人たちの切ないお話で、ステレオタイプな印象はありますが、やっぱりこういうお話は切ない。恋人たちの永遠の別れって辛い。話の筋なので書いてしまうと、本話は主人公の男の子と彼女の魔女とのストーリーなのですが、1年間付き合った後に彼女が急死してしまうわけですね。男性はその事実が心の何処かに引っ掛かっていて多少悶々としてしまうのですが、或る時に彼女の死の遠因が分かってしまうわけです。それも、彼が予想もしない方法で、なのですが。

 魔女には魔女の悩みがあって、魔女でなければ知らないでいられたこともあるのに、という良く出来た内容でした。個人的には好き。

 多少脱線しますが、この話は魔女が交通事故で亡くなってしまう話です。とある大手ネット通販の読者レビューで「日常系ののほほんとした雰囲気の中で、感情移入をしている所で突然殺されるのはショック」「交通死亡事故で身内が亡くなっている身としては辛い」「出版社はこういったことも自主規制すべきだと思う」といったような書き込みがあり、マジか! と衝撃を受けました。こういう考え方の方は増えてきているのでしょうか? 本作での交通事故はあくまで一表現に過ぎず、そもそも交通事故であろうと何であろうと人が亡くなることは自然の摂理です。

 私の身内にも電車にアタックして自殺をした者がいますが、だとしても『GANTZ』を規制して欲しいとか思いませんし、世の中を描くのであれば、どんなに汚いものでも綺麗なものでも描くべきで、それを読み手側で受け入れて咀嚼することにより物事の分別をしていきます。夏目漱石だって自殺する人間を描いています。それすらも規制すべきなのでしょうか? 本当に、自分の気に入らないことをすぐに表現規制問題に繋げる人って恐ろしいと思います。ただ、そうした方々が少なからず存在することは確かなので、映画のレイティングのように各本の目次前にでも「本作には過激な表現が含まれております」とか「この作品には残酷描写<自殺><交通事故><他殺><暴力>などの表現があります」とか載せておかなきゃいけない時代となってきたのかも知れませんね。何だか少し侘しい気持ちになりました。また次巻以降も感想を書きたいと思います。【管理番号:い001-002-001】

ピンボール×ラブコメ! そのハイスコアを凌駕する圧倒的な熱意に感服『FLIP-FLAP(フリップ-フラップ)』を読みました《評価・感想・レビュー》

漫画

ピンボールに青春をかける!

 ピンボールと聞いて思い出すことは、Windowsの<ゲーム>に入ってたなぁ、ということです。昔よくやりましたね、今も健在なのだろうか? 私はそれ以外ですと、リアルピンボールはそれほどプレイしたことがありません。場末のボーリング場だかビリヤード場なんかでやったことがありますが、それも相当に昔の話なので、いつだったのかどこだったのか明確に思い出せません。そう考えると、巷で見掛けることも少なくなって来てますし、ピンボール台自体、設置されている場所が減少傾向にありそうですね。この漫画を読んだらピンボールが無性にやりたくなりますので少し残念です。ピンボールって胸を熱くさせるものがあるって知ることになりますので。

 さて、ピンボールは単純なルールのゲームですから、初めてプレイする人にも取っ付きやすいです。しかしその分、奥深さは他のゲーム以上なのではないでしょうか。筐体も数え切れないほど種類がありますし、コツ・テクニックもいくらでも存在します。それから、プレイヤーの天性の才能(反射神経とか)も重要な要素となるのではないかと思います。そういったものを駆使して、目指すのは<ハイスコア>です。これ! これが良いんですよね! HIGH SCOREを塗り替えるためだけに熱を傾ける。目標はそれだけ、つまり誰が一番かを決めるってことです。この単純さと分かりやすさが良い!

 私はオールドゲーマーですし、ファミコン大好きっ子でしたので、このハイスコアに全てを掛けることのロマンってのがとても胸に響きます。それだけハイスコアを狙うことって、あの時代、価値があることだったのです。

 ということで、本作のレビューに入っていきたいと思います。以降、ネタバレに繋がる内容がございますので、未読の方はご注意ください。

あらすじ

 とっても「普通」な深町くんは、高校最後の日に勇気を振り絞って憧れの山田さんに告白をした! 彼女は意外な返答をし、深町くんに条件を出す。「この得点(スコア)を超えること、それが私の条件です」ピンボール台の前に立ち、彼女はそう言い放った! 「変です!!!」と言いつつも深町くんの険しく厳しいピンボール道が始まるのだった。

出会ったキッカケがどうであっても、夢中になるのは理由じゃない

 主人公である深町くんは<あらすじ>にもある通り、山田さんと付き合うためロクにやったこともないピンボールを始めるのですが、なかなかどうして才能があるようでメキメキと上達し、ハイスコアを伸ばしていきます。山田さんが超えろと言い放ったピンボール台のスコアは尋常なものではありません。3,123,670,320点です。これ、全くそのゲームをプレイしたことがない人でも凄いスコアだなって、パッと感じてしまいますね。とても上手い心理効果を生んでいます。深町くんも同じことを思ったでしょう。「こんなの超えるの無理!」なんて。

 しかし、何かに挑戦を始めた時って、それが単純であれば単純であるほど、超えるために意地になってしまうんです。少しずつ上達していって、現実的にそれを抜ける可能性が見えて来たら尚更「次でいける!」なんて気持ちになってのめり込んでしまいます。

 つまり、それが熱意ってやつです。その状態になったら既に夢中ってことなんでしょう。

 深町くんは当初自分で感じていたよりも深く深くピンボールの世界にのめり込んでいき、そして先述のハイスコアを少しずつ視野に捉えていくこととなります。届きそうで届かない感じがもどかしい。この過程の描き方が心理描写も含めて丁寧で、好感を持てました。また、届きそうで届かないってのは、恋愛にも通ずるところで、本作でいえば<山田さん>なんだろうなと。ハイスコアに届けば山田さんに手が届く。深町くんにとって、最初はハイスコアを超えることは山田さんと付き合うための手段だったのでしょう。ただ、物語が進むにつれて、純粋にハイスコアを超えることこそが深町くんの目標に変わって来ます。ピンボールを好きになる、ピンボールに青春をかける。楽しいこと、自分が好きなことを見付けて満喫する。それって、めっちゃ素敵なことです。

 この漫画を読んでいて、自分が何かを好きになっていく体験ってこうだったな、と思い出すことが出来ました。そうだよな、理屈じゃないよなって。好きなことを好きになる時、夢中になるのは何故かって簡単には説明が出来ない。いや、理由がないということが本当なのかも知れない。

山田さんと深町くんの周囲の人々

 この作品には悪い人間が出て来ません。漫画なのにそれって珍しいのですが、不自然さを感じることもありませんでした。実は、山田さんを狙って深町くんと同じ条件を出された彼氏候補の方々が沢山いて、ライバルみたいなもんなのですが、彼氏候補の皆さんは他の彼氏候補を邪魔したり妨害したりということはしないのです。みんな協力的で、むしろ誰かにハイスコアを超えて欲しがっている。運命共同体というか、ずっとハイスコアと戦い続けて来たから、誰かが勝つところを見たいのでしょう。勇者を待ちわびる村人の心境に近いのかも知れないですね。誰かが倒してくれないと永遠に解放されないわけですから、そう考えるとシビアです。

山田さんと恋

 山田さんは当初、自分に告白をしてくる男性を上手くたしなめるために「自分と付き合うのであればハイスコアを超えること」を条件としていたのではないかと思います。しかし、(自分以外に)ピンボールと真剣に向き合う人を無意識的に待っていたのかも知れません。自分の価値観と合致する男性ってそうはいないはずだから、それを見付けるための手段を取っていたのかも知れないですね。自分と一緒になって本気でピンボールと向き合い、例のハイスコアという高い壁を超えてくれる人を待っていたと。そこにもロマンを感じます。深町くんは本当に勇者だったのかも知れませんね。彼女にとっても。

 そんな感じで、本作はピンボールの魅力と共に爽やかな青春ラブコメを展開してくれて、しかも1巻完結であることもオススメの要素です。サクッと読める名作なので、スポーツドリンクでも飲みながら読むのも良いかと。

何かと貰える偽キャンペーンが流行っているようですが、未だに携帯メールにも大金あげたいとかいう謎のメッセージも来るよ

インターネット 時事ネタ

以前は牛角の偽キャンペーン

 少し前は牛角を騙った(誤認させる?)謎のキャンペーンが流行りましたね。

 牛角の運営元である株式会社レインズインターナショナルがプレリリースを出しているみたいですが、こちらの文面には法的な措置を取る旨は記載がありません。あくまで注意喚起という意味合いなのでしょうね。牛角にとっては、まさに寝耳に水の事件だったことでしょう。

 テレビのニュースでこのキャンペーンを打った広告会社のお偉いさんが「以後、このようなことがないように管理体制を強化し、内容のチェックしっかりする」みたいなことをいってましたが、既に世に出回ってしまった事実に対してはどう折り合いを付けるのかが気になったところです。実際に登録された方は沢山いるみたいですし、個人情報*1はどうなるのでしょうか。

 どうやらこの会社は、お小遣いサイトを運営していて前々から評判がよろしくなかったようです。お小遣いサイトには疎いのでよく分かりませんけど。過去にはスマホゲームの課金アイテムが手に入る! みたいなキャンペーンを沢山打ってて、例えば『黒猫のウィズ』のクリスタルとか、『モンスターストライク』のオーブとか。そう言われると、ネットで広告を見たような気がして来る。多分、課金アイテム広告打ってもお咎めなしだったから、次は更に一般層へ向けて牛角を利用したのでしょうね。少し安易な気がしますが、ニュースになる程の問題になってやっと「まずった!」と気付いたのではないでしょうか。

 こちらに関して更に気になる方は「キラキラウォーカー」で検索してみてください。

現在、一番ホットなのはPokemon GO(ポケモンGO)の偽キャンペーン

nlab.itmedia.co.jp

 今回は、Pokemon GO(ポケモンGO)でポケコインが沢山貰える! みたいなキャンペーンが流行ってるようです。これは広告として打たれているというよりも、Twitterユーザーが呟くカタチで広がっているようですね。

 私も早速、当該ツイートを見付けたのでアクセスしてみました。すると既に404 Not Foundになってるようですね。株式会社ポケモンのジャブが効いてるのでしょうか。法的措置を含めた調査・検討ってのが気になりますね。株式会社ポケモンは版権について非常に厳しい会社ですし、コンテンツが売り物の会社ですので、今回の件は結構怒ってるのではないでしょうか。

 ポケコインを無料で60,800枚あげるよ! ってのは、ポケモンGOユーザーにとってはかなり魅力的でしょうし、実際に登録した方もいそうですね。しかし、この手の<タダで色々あげるよキャンペーン>はよっぽど運営元がしっかりしていなければ手を出さない方が無難です。メールアドレス奪われたら、大量の迷惑メール届いたりしますし。要注意でないといけない。昔から「ただより高いものはない」と格言がありますし、無料で何かを手に入れようとすると、それ相応の対価が必要となる点は認識をしておいた方が良いでしょう。

最近、何とかして大金を譲渡しようとする人物からメールがくる

 相変わらず携帯電話(スマートフォン)への迷惑メールって絶えず来ますよね。どうなんでしょう。20年前くらいから迷惑メールを受信し続けているような気がします。手口も様々なのですが、過去に比べると「脅し」から「懇願」に変わって来たような気がします。

 例えば「脅し」でいうと、「あなたが使用したサイトの料金が支払われてません。即、振り込んでください。債権回収業者へ委託することになります」みたいなやつ。でも、ここ最近は殆どそういった内容のものは来ません。既に脅しが通用しないのは迷惑メール業者も分かっているようです。今は「懇願」の時代となりました。

「懇願」がどういう内容かというと「私には使い切れない祖父の遺産があります。昔から信用しているあなたに2億円受け取って頂きたいのです。すぐに連絡を頂きたいです」みたいな内容……こちらの方が成功率が高くなって来ているんでしょうね。お金を受け取ることでマイナス要因が発生するという想像が至らないために引っ掛かってしまうのだと思いますが、金をチラつかせる謎の迷惑メールって非常に危険な気がします。

 あと、熱意が昔よりも凄いかな。うっとおしいくらいに凄い。迷惑メールが一つのストーリーになっていて、何通も何通も来るんですよね。

 以下に、私が受け取った主語がない謎のメールを引用したいと思います。

お久しぶりです。覚えていらっしゃいますか?
あの時、あのサイトでお渡し出来なかった例のお金の件です。
私が手配していて渡せないままで終わってしまっているのがどうしても耐え切れなく、失礼ながら探偵事務所等にてお調べさせて頂き、このアドレスに辿りつきご連絡させて頂きました。

あの時渡せなかった全額、未だに渡せる状態で残っています。
どうか渡したい、あの時の渡せなかった無念を晴らしたい!

きっと貴方もまだ忘れておられないはずです、あれだけ手続きをしたのですから。
でももうご安心ください。サイトでの手続きはもう要りません。何故ならこうして直接連絡を取れるのですから。

こうして個人間で渡せるタイミングを何とか作りましたのでお返事頂き次第すぐにお渡ししたく思います。
ご連絡をお待ちしておりますね。

 これが最初に到着したメールです。<あの>が何を示しているのか分からないので、もう少し具体的にした方が良いのではないでしょうか? それから、お金を渡すことが無念を晴らすことになるのが分からない。意味不明です。

突然のご連絡でしたから、驚かれていると思います。
あのサイトでは散々連絡を取り合いましたが今こうして個人間でメール出来ているのが、夢のようです。

あの時、お手続きなさったのに受け取られていなかった全額がまだ渡せる状態で残っております。

ご安心下さい、もうサイトを通しておりませんのでポイントも何もかかりません。
私はどうしてもそれをお渡ししたく、この貴方のアドレスを探しあててご連絡させて頂いたのですから。

もう私からの連絡も無視されたまま、どうすればいいか分からない貴方が受け取るべきだった多額のお金を手続き放置したまま、渡せないままでなんていたくありません。

あのサイトはもう止められたのですか?それともまだおられますか?

 こちらが二通目です。未だに話に具体性がありません。あのサイトが何なのか、探偵事務所まで雇ったのであれば、アドレスを探し当てるのではなく、本人を探し当てたら良かったのでは?

あれだけ私と手続きをし、貴方は負担も沢山なさったではないですか。
その時に渡せなかったお金は捨てられておりません。

まだ渡せる状態で全額残っております。

手続き上、本当は破棄されてしまいそうになったんです。
それを私が自腹で止め、確保しておきました。

何としてでも貴方に渡したかったから。

忘れたなんてことはないはずです、悔しい思いと共に覚えているはずですよ。
このアドレスを探し出すのにも苦労しました。

でも貴方の事を思うとそれも苦ではありませんでした、あの時、あのサイトで私と手続きの連絡をしていた貴方のほうが大変でしたから。

もうそんな思いを残したまま、諦めなくて大丈夫です。
あの時のお金をサイトではなく私からこのままお渡しする為に連絡したのですから。
覚えていますか?あのサイトの名前。
それとも思い出したくもないですか?

 ふわっふわし過ぎて話が浮ついてますが、謎のサイトの手続きで悔しい思いをして、それがお金に繋がってるってのはどういう状況なのでしょうか? 株式とかFXのサイトでしょうか。少し気になりますね。

何度もこうして連絡をしてしまい、申し訳ありません。
以前もこのように私から何度も連絡しましたね。覚えていますか?
あのサイトの中で私も何度ポイントを買った事か。

貴方からなかなか来ない返事を待つのが待ちきれなくて、
連絡をする為に湯水のようにメール代を使っていました。

でも貴方も同じだったと思います。
私から約束のお金を受け取る為に、辛い思いを何度もしたと思います。

それを叶わぬ夢のままで終わらせたくないと思ったからこそ、
サイトを通してではなく、個人間でこのようにメールさせて頂きました。

どうかあの時に諦めた夢、受け取れずにいたあのお金を私から責任を持って渡させてください。
お返事、待っております。

 うーん。湯水のようにメール代を使うということは、マッチングサイトでしょうか。メール代がポイント制の。お金を受け取ることが夢ってのはあんまりじゃないでしょうか。謎は深まるばかりです。

もう何通もご連絡しているので、分かっておられると思いますが。
それでも今一度きちんと考えてほしくてまた連絡しました。

あのサイトでお渡し出来なかったお金、それを何としてでも貴方に渡したくて連絡しました。
あの時、受け取れずに結局貴方と連絡も取れなくなって…私は非常に危機感を感じていました。

貴方が受け取る為にやってきた手続きも、受け取る予定だったこのお金も、
全部が無駄になってしまうかもしれないと思ったからです。

私の渡したいという熱意はまだお忘れになっていないと思います。

朝から晩まで毎日何度も連絡していたのが、今となっては懐かしいと思われるかもしれませんね。
でも貴方があれだけ苦労して手配したものを、私はどうしても無駄にしたくありませんでした。

どうか受け取って頂けませんか?あの時のお金を。
今度はあのサイトの中じゃありません。

もうポイント代に怯える事はないんです。
ただあの時私から渡せずに手続きだけで終わったあのお金を、
今度こそ私から渡させてください。

お返事待ってますからね。

 貴方じゃなくて、メールアドレスまで特定してるならアカウント名も当然覚えているはずだし、ハンドルネームでのやり取りをしていたのであれば、もう少し具体名も出て来て良いんじゃないかと思うのですが、曖昧としたままですね。

覚えておりませんか?

あのサイトであれだけ私と例のお金の受け取り手続きで散々連絡を取り合ったではないですか!
まさかそれを忘れてしまったのですか?

私は忘れていません!貴方から連絡が届かなくなってからも貴方にずっと連絡も送っていました。
どうしても渡したい!貴方があれだけ頑張って手続きした事を無駄にしたくない!
その想いでいっぱいだったからです!

だから、無茶をして貴方のこの連絡先まで調べてご連絡させて頂きました。
どうか誤解をなさらないでください。

これは貴方にあの時のお金を渡したく連絡しているので、
お渡ししたら目の前でこの連絡先は消去します!

悔しくないんですか?忘れてしまっていいんですか?泣き寝入りみたいなことをするんですか!?

私は嫌です!貴方に渡すと約束してあれだけあのサイトで毎日手続きの連絡を送っていたのですから!
それを無駄にしたくないのです!

感情的な文章で申し訳ありません、ただどうかあの時のお金を貴方に渡したくて。
恨まれてもいい、ただどうしても渡したい。
貴方も忘れていませんよね?
あのサイトでの事を!

 ちなみに、これが最後のメールです。何のことはなく。全体で見れば、この迷惑メールは30点です。せっかく長文を書く熱意はあるのに、ストーリー性がなく具体的な設定もなく食指が動くような内容でもない。書き手側ももう少し頑張った方が良かったと思います。

たまにはクスッと笑える迷惑メールもあるのですが

 最近はとんとなくなりましたね。皆さんもご存知の『主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました』級のメールはもう生まれないのでしょうか。騙す業者側の手口もTwitterを使うなどの時代に即した内容に変わって来てますから、純粋なメール媒体での騙しは今後減っていくのかも知れません。

 そう考えると、時代の変化も感じますね。

*1:メールアドレスなど

世界観の広がりと炎竜(レッドドラゴン)との極限の死闘を描く『ダンジョン飯 4巻』を読みました《評価・感想・レビュー》

漫画

モンスターを料理にする漫画にマンネリはないのか

『ダンジョン飯』はモンスターを料理して冒険する漫画だが、それがずーっと続いてしまうと、さすがにマンネリ化して飽きてしまうのではないかと個人的には危惧していた。なんせ既に4巻だ。大丈夫なのだろうか。

 本作の1巻に関しては着眼点で、これまでのファンタジー漫画とは一線を画した内容で注目を集めていたが、これを一発ネタで済ましてしまわないようにすることを作者も考えていたのではないかと思う。本筋は<モンスター料理=ダンジョン飯>であり、そこをブレさせてしまってはならないが、それに加えて冒険者が旅をする舞台であるダンジョンの不思議や楽しみ、逆に残酷な面も描くことによって、純粋に先が気になるファンタジー漫画として成立し、魅力的なストーリー展開とすることも出来ている。と、私は4巻を読んで感じた。

 そういったわけで、以下よりネタバレが含まれる内容となるので未読の方はご注意ください。

ファンタジーといえば! 種族間の争いは必須!

 我々の現実世界でも肌の色が違うことで人種間の争いが巻き起こりますが、ファンタジー世界では肌の色どころか身体のカタチすら異なる種族が数多に存在するため、世界の歴史=戦争の歴史といっても過言ではありません。現状、ダンジョン飯で登場する種族は、トールマン・エルフ・ハーフフット・ドワーフ・ノーム・オーク・コボルト。えーと、ホビットはいたっけ? とにかく、これだけ様々な種族が入り乱れていたら、共通言語はあるようですが基本的には言語も違うし、そりゃ相容れないのではないでしょうか? 文化・宗教なんかが違うとぶつかりやすいし、そもそも価値観が異なってますね。道中で出会ったオーク族は、生きるためであれば他者から奪うことも躊躇わないようでしたし、エルフもエルフで魔術に傾倒し過ぎている部分は他種族から疎まれている様子でした。よって、みんな違ってみんな良いとはならずに、種族間のコミュニケーションは難しい様子。しかし、その中にあって主人公のライオス一行は様々な種族がそれぞれの欠点を補い合って上手く成立しているのは非常に稀有な例なのでしょうね。ライオス自身も本巻で仲間それぞれに感謝を述べるシーンがありましたが、とても感慨深いものがありました。

 今回、ノーム族のタンス氏が本作の舞台となる<島>で発生している問題を歴史とともに語っており、平和に見える地上にも不穏な空気が渦巻いていることを明示していました。

 もしかして、ダンジョンの話が落ち着いたら地上進出もあり得るのか? なかなか気になりますね。私の予想としては、今後ダンジョンの中で何かが起こり、地上にもモンスターが溢れ出てしまって……なのですが、そうなると余りに収拾が付かなくなってしまいますかね。想像は膨らみますが……外の世界にも色々な事情があることが分かる珍しいエピソードでした。

炎竜(レッドドラゴン)との死闘

 この物語の本来的な目的は、ライオスの妹のファリンの救出です。レッドドラゴンに食べられて未だに腹わたの中にいるはず……とのことだったのですが、ファリンを食べたドラゴンがデカくて強い、火も吹くし気性も荒いのです。機嫌の悪い時のジャイアンくらい危険度が高い。4巻では遂にターゲットのレッドドラゴンと遭遇し、壮絶な戦いを繰り広げることとなります。

 この戦いについてなのですが、これまでのモンスター達と比べても非常に厳しいものとなりました。さすがキング・オブ・モンスターのドラゴンさんや! 簡単にはことが済まない。なんと、この戦闘シーンを描くのに6話も消費しています。とはいっても、スムーズに目紛しく展開していくので、飽きることはありませんでした。

 さて、このレッドドラゴンとの死闘を読み進めていて、『ダンジョン飯』に対する私の認識が大きく変わることとなりました。

「この漫画は気軽にモンスターを食べて、蘊蓄を語って、ハッピーで楽しいファンタジー世界を描いているように思ってたけどそうじゃなかったんだな。奥深い設定と、ダークな世界観とも繋がっていて、ファンタジーというジャンルにとても真摯に向かい合って作り込まれているのだな」と。

 レッドドラゴンの設定一つとっても、なかなか興味深いものがあります。ドラゴンは如何にして火を吹くのか? 体の中に燃料があって、舌打ち(タンギング)で着火する、とか。ドラゴンを切り売りすることで大層な金になるが、ドラゴンが大き過ぎて退治してから運ぶこと自体に多額のお金が掛かってジレンマとなっているとか。この一つ一つの設定のきめ細かさ、緻密さって、相当に凄いんじゃないでしょうか。

 結果としてレッドドラゴンは見事に倒され、ファリンの蘇生にも成功するのですが、ここでマルシルが禁忌の黒魔術を駆使するのもワクワク感を増す効果的な演出ですよね。マルシルはエルフとしてはエルフらしい真っ当なタイプかと思ってましたが、ライオスと同じくらい変人だったということで。そうなると、まともなのはチルチャックだけになってしまうけど、今後、ファリンのチーム内での役割*1も注目していきたいと思います。

ファリン救出後の展開は?

 既に目的の一つが達成され、ここから一旦ダンジョンの外に出ることになるのではないかと思われますが、その前に一筋縄ではいかない難関がありそうですね。ライオスが<生ける絵画>の中で出会ったダークエルフがチラッと登場してますし、なんかまた怒られちゃうのではないか? マルシルが黒魔術も使っちゃったし、一体どーなっちゃうのでしょうか? 今回はモンスターを食べる描写の少ない巻でしたが、次巻以降はまたセンシにも料理の手腕を発揮して欲しいですね。【管理番号:く001-001-004】

*1:ボケとかツッコミとかの、しかし既にボケっぽい怪しさは出ているが。

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